ビザがなくても、コンドミニウムの契約が出来た!2018年3月

2018年2月出国前に、日本からインターネットで検索、
目星をつけたいろいろな現地の物件について、不動産
業者に、E-MAILで問合せをしましたが、全く返事が
ありませんでした。(どういう事?)
3月に入って、実際に東南アジア訪問中に、滞在先の
チェンマイやペナンのAir BnBの大家さんの紹介で
現地の不動産業者を通し、幾つかの物件を訪問して、
漸くペナンで、今のコンドミニウムを見つけました。
Marina Bay(Gurney Plazaというショッピング
モールまで徒歩7分)というコンドミニウム
(20階建て)の19階、家具付きの物件*です。
家具付きの物件*
大体の家具、電化製品はついています。
電気掃除機、炊飯器、アイロン台が無かったので、
入居前に入れてもらいました。
大型冷蔵庫はキッチンに2つ、テレビはリビングに
1台ありましたが、寝室用にテレビを1台、移住後
自分で買い足しました。
コンドミニアムの広さは100M2くらい、天井の高さは
3mくらい(実際に今日測ってみたら、285cmでした)。
間取りは、3ベッドルーム、2バスルーム(バスタブ
付きが1つとシャワーのみが1つ)。
大家さんが私を気に入ってくれ、その部屋の賃借人で
3月末に帰国するH氏(デンマーク人)の推薦もあり、
交渉結果、毎月家賃1,800リンギット(日本円で約5万円)、
私がマレーシアを離れるまで、家賃の値上げは無しと
いう良い条件で契約をしました。
初期費用は、敷金1月分、デポジット(光熱費)0.5月分、
前家賃1月分。
不動産業者手数料1月分、印紙税10%です。 

家賃の支払い、海外送金方法について:
日本在住時にTransferWise(お薦め!)と契約しました。
こちらで、日本の銀行口座からマレーシアの銀行口座に
マレーシアリンギット建て送金が可能になりました。
大家さんに家賃振り込みのため。
日本円建て送金、ドル建て送金では、受取口座で為替
手数料が発生し、マレーシアリンギット額が確定でき
ません。
残念ながら、三菱UFJ銀行からは直接にマレーシア
リンギット建て海外送金ができません。
(ドル、ユーロ、タイバーツなどはできます。) 

仕組みは、以下のとおり:
第一ステップ
私の三菱UFJ口座→TransferWiseの三菱UFJ口座に
日本円振り込み(マレーシアリンギット家賃の日本円相当分+
TransferWise手数料)
第二ステップ
TransferWiseが入金確認後、
TransferWiseのマレーシアの銀行口座→大家さんの
ペナンの銀行口座にマレーシアリンギット振り込み*

こう書いているのをご覧になると華僑の地下銀行
ではないか?と思われるかもしれませんが、口座
開設・申し込み方法、等々、うるさいほどしっかり
していて、TransferWise社は
関東財務局長 第00040号 
加入団体 一般社団法人 日本資金決済業協会
第一種会員です。

TransferWiseへの私の送金概要は以下のとおりです。
家賃1,800リンギット相当の、実際の日本円送金額
(TransferWiseの手数料込): 

5/29 送金 49,689円  5/31  着金  1,800RM  (6/9-7/8家賃)
6/19 送金 50,084円  6/21  着金  1,800RM  (7/9-8/8家賃)
7/23 送金 49,794円  7/25  着金  1,800RM  (8/9-9/8家賃)
8/11 送金 49,522円   8/13  着金  1,800RM  (9/9-10/8家賃)
8/21 送金 48,942円   8/23  着金  1,800RM(10/9-11/8家賃)
最近、リンギットが安くなってきたところを見計らって、
送金していますので、日本円建ての家賃は安くなり、
1,800リンギットという月家賃は、5万円を切ってきました。
東京・横浜ではかなり安いワンルームマンションなみ。 

三菱UFJ銀行に海外の住所で住所変更届*を出して
いますので、インターネット取引が継続できています。
ペナンから自分の日本国内口座に、振り込みの指示が
できます。

三菱UFJ銀行に海外の住所で住所変更届:
これを行うと、インターネット取引で振り込み
指示時に日本国内で使用が義務付けられている
ワンタイムパスワードのカードが使用できなく
なり、別の乱数表カード(ワンタイムパス
ワードカードの前に使われていたもの)の使用
になります
私の場合、この以前の乱数表カードをワンタイム
パスワードに切り替わった時に捨てて失くして
いましたので
、再発行というか、インターネット
取引口座の作り直しという手続きが必要で新たに
乱数表カードを発行していただきました。
この手続き、カード受領まで10日程度かかった
でしょうか?
海外でインターネット銀行取引を継続する場合、
注意が必要です。
三菱UFJ銀行の自分の日本円口座とユーロ口座間
のお金の移動は、海外からでも随時可能です。
(乱数表は不要)
私の場合、フランス年金局から三菱UFJ銀行の私の
ユーロ口座に振り込まれるユーロを日本円で出金、
自分の三菱UFJ銀行の日本円口座に入金する手続き
です。

年金生活者が日本脱出!2018年2月~5月

国民健康保険、介護保険の負担が大きく、
日本の生活費の高さもあり、横浜から
ペナンに引っ越ししました。
65歳の誕生日をすぎた、ある日のこと、
介護保険の請求書、毎月1万3千円という
ものがきました。
ガーン!という衝撃です。(2018年1月末)
それまで支払っている国民健康保険が
毎月27,900円、加えて、毎月13,000円で
保険料が毎月4万円以上? 

これでは生活できません・・・よね。 

ということで、私は、かねてから考えて
いた日本脱出を決意しました。 

学生のころから、ヨーロッパでバック
パッカーをやっており、社会人になっても、
15年ほど海外駐在経験がありますので、
海外生活に不安はありません。 

そうと決めたら、即行動あるのみ、
2月中旬には最寄りの区役所に出頭、
非居住者手続き:
戸籍を抜き、国民健康保険・介護保険の
資格停止などを済ませ、航空券やホテルの
手配も済ませ、出国しました。
居住していたマンションはそのまま、
管理会社には解約通知書を送り、家賃は
5月7日まで支払い、(7日・8日は成田
空港近くのホテル泊)、それまでに
アジアのどこかで住まいを見つけると
いう悲壮な(?)決意でした。
今回ペナンに住居を決めるまで、当たりを
つけていたアジア諸国を最終下見で訪問
しましたが、結局、住むならペナンが1番!
という結論に達しています。
過去、東南アジア(フィリピン、タイ、
インドネシア、ベトナム、韓国、台湾、
マカオ、シンガポール、マレーシアなど)
には100回以上旅行しています。
ペナンは温暖な気候(というか、暑い)
生活費の安さ、他国と比べて安全さが
抜群、またビザなしで90日滞在できます。
ペナンのコンドミニウムは3月に契約、
それから、日本に一時帰国、日本年金
機構、企業年金連合会、フランス年金局に
住所変更届などの手続き、銀行手続き、
別居中の家族に報告を済ませ、横浜の
マンションを引き払いました。
その間、3週間ほど、派遣の仕事(3年
ほど前から不定期で旅行会社のイン
バウンドの内勤の仕事をしていました)で
お小遣い稼ぎをしたり、断捨離で家財
処分(メルカリでもお小遣い稼ぎ?)、
九州に帰って、今回の移住を援助して
いただいた兄にお礼とか、別居中の家族
にお別れとか、結構、忙しく日々を
過ごしました。 

私の場合、年金受給は日本の銀行口座に
振り込みのまま残し、その国内銀行口座は、
クレジットカード引き落とし口座、送金元
の口座として使用しています。
妻への毎月の仕送り(出国前に自動送金
手続きをしています)、ペナンの大家さん
への毎月の送金(リンギットが安い時を
見計らって随時送金)、最後の住民税
(前年度収入に対するもの)支払いなど。
まだ、ペナンに移住したてなので、不明
ですが、移住後に毎年報告が必要と思わ
れる書類は、ペナンから日本年金機構、
フランス年金局にそれぞれ、以下の
お役所で入手予定です: 

在留証明在ペナン日本国領事館で取得→
     日本年金機構
在留届は、在留届電子届出システムORRネット
申告、【在留届受付完了のお知らせ】を
2018年5月14日受信しています。
生存証明:在ペナンフランス領事館で取得→
     フランス年金局
日本では、年2回、フランス年金局から請求が
あり、広尾のフランス領事館で頂いていたので
在ペナンフランス領事館でも可能だと想定して
います。

2018年5月9日、ペナン移住の初日です。
これまで、これから、をブログに書いていきます。
20代からヨーロッパを放浪、24歳から会社勤め、
65歳過ぎても冒険したい、
「年取ったミドルエイジ」と勝手に思っている
私です。
日本国内で22年、海外で15年(フランスで5年、
イギリスで3年、オーストラリアで7年)仕事を
してきました。
2013年、退職後、年金生活者に。
デイトレーダー後、
2015年から某旅行会社で不定期に就労。
2018年5月9日からペナンに住んでいます。